1月の報告会の会場にも驚いていたのだが、
今回の会場はもっとゴージャスで、さすがと思わされる。
1ヶ月ぶりに逢う面々と挨拶を交わしながら、
重い鞄をやっと机の上に置き、席に付いてホッとするも、
すぐさま発表の緊張が襲ってくる。
自分が発表するのは午後なのでそれまで、何名かの報告を聞いていく。
少し参加人数は減ったものの、まだまだ参加者は多い。
今回も2日間の予定で、私は自分の報告がある2日目の日曜日に参加した。
初めて発表する方もいれば、ベテランクラスの方もいて、
とにかく頭をフル回転させないと付いていけない。
それでも常にワクワクが止まらず、皆の報告を聞いていた。
午後になり自分の発表の番が近づくたびに、また緊張が襲ってくる。
2回目なのだが、まだ慣れない。
今回も接続トラブルが何度かあり、資料のデータが直前におかしくなってしまった方もいて、
さらに緊張を高めさせられた。
私の番になり、壇上へ。
頼む!上手く映って!
案の定プロジェクタの画面に映らず。
これがもうパニック状態になってしまい、頭は真っ白。
またしても沖本さんに来ていただいたが、それでも繋がらず、
今度は三浦さんまで確認に来られ、色々操作しましたがそれでもダメ。
「すみません、ちょっと順番変えていただけますか?」
三浦さんが小玉さんに提案していただいたおかげで、
何とか次の順番までの時間が出来た。
席へ戻り、すぐに原因の追究。
先回も言ったが、私のmacは古く、キーノートも古いタイプだったようで、
接続の設定が今のものと違うことが判明。
やっとのことで設定をしなおし、無事プロジェクタに画面が映る。
これを教訓に、その後の報告会には、休憩時間に接続の確認をするようになった。
事前の確認は非常に大事だ。
それだけで皆さんの貴重な時間を使ってしまう。
気を取り直し発表。
今回は内容が盛り沢山だった為、いかに時間内に終わらせるかが勝負。
iPhoneに自分の言いたい事をまとめておいたが、
これもまた中途半端で終わってしまう。
ドキドキしながら小玉さんの反応を伺う。
本当に細かく指導していただいた後、
「いやー、数年間ノウハウコレクターをやり、
アプリも作らないのにMacMiniを買いながらも、
すげー頑張ってるなと、、、ちょっと感動しますね。」
報告を終えた安心感と、小玉さんの優しいお答えに、
席へ戻るときは何だかふわふわしていた。
無事、2回目の報告会が終わり、三浦さんに挨拶すると、
「小玉さんもほめてたじゃん、よかったね。」
嬉しかった、
今まで何年も潜伏期間があり、
何事も続けて来れなかった自分が、
ここまで本気になれたのは、生まれて初めてかもしれない。
しかし、その心の奥底には、まだ蟠りが残っていたのである。
Help Me! へつづく