あちこちのお土産屋さんに行くと、必ずと言っていいほど目に付く、
「モンドセレクション金賞受賞」
の文字。
あまり気にせずいましたが、最近本当にそこら中にあふれてしまい、一体、これはどんな仕組みなんだろうと、興味を持ち、調べてみたら、、、
あらあらあら。
やっぱりそういうことだったのね〜。
知っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、この、「モンドセレクション」って、日本人くらいしか知られていない。
ベルギー連邦公共サービスが、監査をしているようですが、中を開けてみると、単なる民間の団体が、独自で始めたものらしいんです。
「食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康を中心とした製品の技術的水準を審査」
と、ありますので、消費者にとって、一つの安心な基準を明確にする意味では、たしかに意義のあることなのかもしれません。
もちろん、その存在を否定しているわけでも、批判するつもりもありませんよ。
だけど、日本ではそれが一人歩きしてしまい、「モンドセレクション」の名前があるだけで、必要以上にいいものだという錯覚を起こしてしまっている気がします。
日本人は、とにかく権威に弱いですからね。
「モンドセレクション受賞させます」
なんていう、企業もあったりするし。笑
ある程度の基準を満たしていれば、結局はお金を払えば取れてしまうもの。
そういうものに、果たして価値はあるのでしょうか。
って、何を言いたいのかっていうことなんですが、結局は、独自のブランドが確立されていないものでも、こうして、「虎の威を借る狐」状態になれるということ。
しかし、事業的に長い目でみると、それはどうかと思います。
一時的にそれで売り上げが伸びるかもしれませんが、それにあぐらをかいてしまい、企業努力を怠る。
結果、長続きしない経営になっていくのではないかと思います。
「ブランド」と言うものを、日々勉強していますが、そんな一朝一夕で確立できるものじゃないんですよね。
ルイ・ヴィトンが、150年かけて作ったブランドは、「人生という旅を上質で濃厚な経験にする」というもの。
そういったストーリーを貫き続けたからこそ、長く愛され続けるブランドになったそうです。
150年も待てないよ〜って思いますが、きちんと自分自身の理念(ストーリー)をもち、努力を怠らなければ、最終的な利益は大きいということ。
無料オファーで派手に見せ、何万人が登録し、売り上げが何億円なんて、一見成功したように見えますが、中身がスカスカだと、すぐにいなくなる。
っていうのは、こういうことなんでしょう。
その点から行くと、泰輔さんのオファーは、間違いなく本物ですけどね。
http://hinata.jellybean.jp/1uda
彼の努力や、人を引き上げる力は、はたから見ていても、凄まじいものなんです。
だから、成功者が続出する。
本物とそうじゃないもの。
見極めながら、判断していきましょう!
ではでは~ ( ^ ^ )ノシ
P.S.
近所にある洋菓子店。
元は農業から始まったところなんだけど、この「モンドセレクション」を取ってからおかしくなってる。
どんどん補助金をもらいまくって、施設を大きくし、雇用も促進してるみたいなんだけど、中身が悪い。
近所の評判も悪いから、長続きしないだろうな〜。
やっぱり、地域に愛されてナンボなきがする。
口コミの威力は凄いですからね。