Business Mind

5年後・10年後、どうあるべきか?

5年後・10年後、どうあるべきか?

 

今日はいつかは触れたかったテーマに触れようと思う。

 

最初にお伝えするが、かなり強いメッセージだと思う。

強いメッセージ = 反感が多数起こるメッセージ。

そんなことは分かりきっているが、どうしても皆様に気付きを得て頂き、これからの5年・10年後、どうあるべきか? 真剣に考えてもらいたい。

 

「時代は皆様が思っている以上に激変している」

 

あるテーマについてであるが、なんとなく自分で確信を得られなかったから発信しなかったが、昨日、横山ユキ(Sexy English Teacher)と話し、その後帰って自分でも調べてみて、かなり確信を掴んだんで発信しようと思う。

 

昨日も触れたけど、僕は博報堂という一流企業から独立した後、本当に色んな仕事をした。

やはり主には、中小企業や零細企業や個人事業主のコンサルが多かった。

(まあ、殆ど報酬は詐欺師に騙されて手元には残らなかったけど)

 

博報堂時代の実績や大学名を言うと、話を聞きたがる人が多いのに驚いたし、正直嬉しかった。

 

 

自分で会社を興し、紆余曲折がありながらも頑張っている社長は、本当に僕は尊敬する。

「人間力」「人間的な魅力」に凄く惹き付けられ、今、僕が1番拘っているビジネスマンとしての根幹をたくさん教えてくれた。

 

 

一つ面白かったのは、全員じゃないけど、そういう社長って、得てして「学歴コンプレックス」が多かったりする。
つまり、受験で失敗したり、家庭の事情で高度な教育を受けられなかった、そういう過去を持った人が多いのに気付いた。

 

だから、頑張れるんだ・・・と。

 

だから僕の過去を知ろうが、

「そんなことよりも、三浦さん〜内の会社の戦略一緒に考えてよ」

そういう人達との付き合いは、本当にあの辛かった時代に救われた。

仕事があるのが嬉しかった。

 

話が本質からずれそうなので元に戻そうと思う。

色々戦略を練る上で、どうしても従業員の給料や業務内容に触れざる得なくなる。

数社、全く同じ感情を思った。

「そのくらいの仕事量で、そんなにもらってるの?」

正直驚いた。

厳しいコメントに見えるかもしれないが、僕の本音はそうだった。

そして今、業務委託している会社の社員にもそれを感じる。

 

「毎日、定時に来て定時に帰って、特に何も価値を生み出さずにその給料??」

 

・倉庫経営をベースとして物流展開している企業
・精密機械メーカー営業部
・金属商社
・SP(セールスプロモーション)企画会社
・PRイベント会社

 

・・・本当に様々な企業と向き合ったけど、かなり皆同じ感想。

 

ここで、僕の周りの一応、一部上場企業=年収1,000万円クラスの会社の実情をお伝えしたいと思う。

 

<広告代理店> ※ モデルは僕

・1週間合計で10時間睡眠が1ヶ月続いて夜中救急車に運ばれる
・残業MAX200時間
・土日も必ずどちらかは仕事
・ビール担当の営業は肝臓をぶっ壊す
・クライアントが地方の人は1週間に3回、飛行機で移動 日帰り
・浜松がクライアントだと新幹線で1日2往復
・駅伝マラソン担当は正月はいつも1人で年越し

 

<テレビ局>

・激務中の激務
・朝も昼も夜も関係無い生活
・1日2〜3時間睡眠は基本
・報道チームは1日中ネタ探しで翻弄
・ドラマチームは徹夜続きの連続
・朝の報道チームの体臭は異常に臭い

 

<大手商社>

・やはり「鉄」の部署がまだまだメインストリームであるが、残業200時間。
・危険な地域=中東や、インドと行ったところへの駐在で何かしら体に障害が。全く同じ健康体で帰国する可能性はかなり低い。
・フレックスと言いながら、朝は誰が1番早く来て、遅く来ているかチェック
・体育会系のノリは健在で、接待での酒飲みは異常

 

<大手銀行>

・残業代とか一切出さない。
・その代わり普通の定時で終わる仕事量ではないので家に持ち帰らせてやらせる。
・定期的に試験を突破しないと出世は無いので、勉強もしなきゃならない。
・朝早く出社するのは美学であるので、始発出社多数
・寝不足の人多数
・セクハラ発言など鬼のように厳しいので、いつも男性は気を使っている

 

<ビール会社> ※僕自身担当していたのもある上に、かなり慶應派閥は強いのでよく聞く。

・朝は誰よりも早く出社(前日の接待で何時まで飲んでも)
・営業は一日3店舗が基本。中華⇒焼き肉屋⇒BAR
・銀座、六本木、すすきの、博多、、そういった繁華街の営業担当はウイスキーボトル一気飲み。
※例えば、サントリーの扱っているお店にキリンビールの営業が行くと、そこにあるサントリーの商品を全部飲んでから営業が始まる
・スーパーのパートの女性と定期的にカラオケ大会
・お店のオーナーが神様であり、天下の大手ビール会社の社長でも、20代そこそこのイケテナイオーナーがオープンしたら頭を下げる

 

<外資系証券会社> 年収5000万超

・いつクビ切られるかのプレッシャー。外出から帰ってきたら、自分の机がなくなって、両隣りに警備員に囲まれ追放
・株価のちょっとした変動で、数億が一瞬でぶっ飛び、席でおしっこ漏らす人も多数
・アメリカ市場が重要なので、時差はハンパ無い。朝も夜もなく働く。
・家でもいつも、BlackBerryをチェック

 

かなり抉った書き方にしたが、事実は事実。

全員がそうじゃないけど、会社で仕事が出来る!という人にありがちな状況。
そういう環境にいたし、それが普通であったし、それを耐えたから年収1,000万円だと思えた。

 

だけど、僕は違う世界を覗けた。

 

衝撃を受けた。。。

 

こんなに「楽」な仕事でこんなに貰っているのか?・・・と。

何も「価値」を生み出さずにこんなに貰っているのか・・・と。

 

敢えて言わせて頂く。

 

「中小企業の給料は守られている」

「大企業の給料の一部が中小企業に回っているのでは?」

 

そういう感覚に陥った。

だけど、昨日横山ユキからこう言われた。
「三浦さん、、それ、私も知ってましたけど、後数年ですよ。アメリカはとっととそこの政策に踏み込んでいて、中小企業の給料は年収200万円が基本です。仕事なんて2の次。アフター5のファミリーの時間が大切! と言っている人は、結局年収がそれしか貰えないからそれしか言えないんです。 厳しい時代です。」

 

 

なんとなく違和感を感じていた、中小企業の給料。

「ヤバいな・・・」そう思い、急いで帰って調べてみた。

なかなかバシッとした記事が見つけられなかったが、今、アメリカの中小企業は悲惨な状況である。

 

簡単に言うと、金バラマキ施策以降、大企業が吠えた…ことから始まる。

「いっつも、俺らの給料ばかり下げやがって! 税金も俺らのところばかりから多く取りやがって! いい加減にしろ!!」

 

国は、やはり大企業には弱い。
経済を支えている大企業が怒りを露呈したことで始まっている。

アベノミクスというなの金バラマキ施策は当然アメリカは先に行っている。

日本はそれを真似しているだけに過ぎない。

 

その後、一瞬だけ景気回復ぽい空気が流れたが、実態は何も無いから当然すぐにバレる。

それ以降、また大企業の締め付けが入ってからの事件だった。

 

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

 

これ、今の日本に起こらないと言えるだろうか?

いや、間違い無く起こる。

なんだかんだ日本の10年先を走っているアメリカ。

アメリカの「今」は日本の「未来」ということは本当に多い。

 

もう一度整理してみよう。

 

■ 大企業+中小企業 共に稼ぐ最高の時代

■不景気になり、大企業+中小企業共に賃金下がる

■給料が多い大企業からさらに賃金値下げ。判官贔屓が強い日本は、先ずは弱者を救済する政策を

■そして金バラマキ施策で、一瞬国民の目をそらす。景気回復!株価回復! と言いながら、皆様の給料は上がっただろうか?

※今の日本はここにいる。

■実態の無い政策以降、また現実に戻り、締め付け作戦へ。同じように大企業の税金・給料からメスを入れようとするも…

■影響力がデカい大企業が怒りを露(あらわ)にする! 俺らの会社があって日本を支えているんだ!これ以上給料下げるな!ていうか、あんな会社(中小企業)存在意義無い。「存在価値」は? だったら内が吸収する。

■大量リストラが始まる

 

これからの時代、ますます 大企業>中小企業の構造は加速すると思われる。

だから、ここで本当に強く言いたい。

セールス期間中、徹底して伝えていたことを。

 

「個人で稼げる能力を」

「一生稼げる能力を」

 

もういい加減うんざりだ…

会社がどうした、アメリカがどうした、税金がどうした、、

そんなちょっとした環境変化で右往左往したくない。

 

正直、僕は心からそう思う。

 

エリートまっしぐらで突っ走って、一気にどん底。

頭には、

「不安」「不安」「不安」そして「不満」

もうあの頃の気持ちには戻りたく無い。

 

誰かに頼る時代は終わりなんです。

 

「個人で輝く時代」

 

◯◯株式会社の三浦孝偉じゃなくて、三浦孝偉が必要とされる仕事を。

 

「僕なんて、なんも取り柄が無いから…」

 

20年・30年・40年生きてきて、なんの取り柄も無い人なんていない。

 

あなたにしか発信できない情報、
あなたにしか見れない価値観、
あなたにしか救えない人、

 

絶対に世の中に存在する。

自分ととことん向き合う。

自分のよさは? 自分の価値は??

 

今、こんな時代だからこそ誰もが輝ける時代です。

 

「ピンチはチャンス」

 

ありきたりの言葉ですが、今、僕が本当に強く心に刺さる言葉です。
ぜひ、この記事を読んで頂き、じっくり考えてもらいたいと思います。

 

「5年後・10年後の自分を」

 

輝いている自分を

 

 

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ABOUT ME
Koi Miura
時間にもお金にも縛られず「自由」に生きる。そして「クリエイティブ」に生きる。リアルビジネス・インターネットビジネスの垣根を超えて、あらゆることを提案し、形にして行く。それがこれからの僕の使命。マーケティングスキル・個人ブランディングを極め、自己の成長はもちろん、たくさんの同志と共鳴し合い、成功者を量産させて行こうと思います。